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◇日本文化と世界戦略◇

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今日はワタリウム美術館で開催されている『岡倉天心展』に行ってきました。

<ワタリウム美術館公式ホームページへ>


展示会場は岡倉天心に関する資料を中心に様々なものが展示されていました。
午後4時から美術館のスタッフさんが展示内容を簡潔にしてくれてとても参考になるのでこれから行こうと考えている人は4時くらいに行くといいと思います。


岡倉天心についてなんですけど、簡単に言うと美術館のキュレーターをやったり美術学校の先生だった人です。
ちなみに・・・



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美術館のキュレーターをやっていたのはボストン美術館です。
英語をとても流暢に話したそうです。

そこで天心は東洋の文化、芸術について熱く語っています。
有名な著書の一つに茶の本があります。

茶の本―英文収録
茶の本―英文収録


これはもともとニューヨークで1906年に刊行されたもので今は日本語訳の本も出版されています。
来年の2006年で100周年になるわけです。
茶の本はすごくオススメなので是非とも読んでもらいたいです。


具体的にどんなことを言っているかなんですけど、茶の本の一節に

「もしもわが国が文明国となるために、身の毛もよだつ戦争の光栄に拠らなければならないとしたら、われわれは喜んで野蛮人でいよう。われわれの技芸と理想にふさわしい尊敬がはらわれる時まで喜んで待とう。」

と述べています。

これは日本が文明国として世界に認められた背景は日清戦争や日露戦争で勝利し、中国やロシアより小さな島国の日本が極東の憲兵などと言われ賞賛されたことに通ずると思います。

「結局戦争に勝たなければ認められないのか、そんなことは全くない。西洋にはない思想などを理解してほしい。戦争なんかに頼らないでも西洋にはない日本の素晴らしさがたくさんあるんだ。」
って感じだと思います。

現に日本人も西洋に認められたのをいいことに、西洋文明を必死で取り入れ西洋のように振舞うことを良しとして東洋の大切な部分を忘れていってしまいます。
これは現代まで続いてますよね。。。

これじゃあダメですよね・・・。

西洋も東洋もメリット、デメリットがあるわけでどっちが優れているとかはないんです。
お互いのメリットを再認識し、それを取り入れていくようにしていなければならないんです。絵画の話しだと前回の記事でも書きましたがゴッホが浮世絵から影響を受けて新たな世界を確立したのも一つの例です。


『茶の本』刊行から来年で100年。
これを機に西洋人はもちろんのこと、今度は東洋人も考え直す時期なんじゃないかな。



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コメント

天心の言葉。まさにそのとおりですよね。
結局日本人は、昔も今も、戦争をしてしまっていて悲しいですが…。
茶の本。きちんと読んでみたいです。

その前に、私も早く天心展に行きたいです(行けるかなァ。行けないかなァ)

茶の本はホントにおすすめなので熟読してみてください。
自分も戦争反対、絶対平和主義。
戦争なんかしたって良いことは何一つ残んないですもんね。。。

ちなみに天心展はパスポート制なので一回行ったら何回でもいけるんです。
もっと早くから行けばよかった~って残念な気持ちです。

失礼いたしました・・・^^;

かきつばたさん、ごめんなさい・・・^^;
茶の本、もうお読みになられていたんですねーーー@@
すいません、コメントいただいてから、返事のタイミングがずれてしまって、とんちんかんなこと書いてしまいました・・・><

許してちょ~~~;;

いえいえ。
でも茶の本で岡倉天心が言っていることはすごく共感でき100年前に書かれたものだけど、現代でも十分に通用することだと思うんです。
またこの機会に読み直そうかな。

こんにちは。
最近の日本人は中身が半分以上西欧化しちゃってますから、「茶の本」は日本人にこそ読んでもらいたい文章です。私も東洋の誇りを忘れないように、時々読み返したいと思います。

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