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ゴッホについて

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先日ゴッホ展に行ってきたので少しゴッホについて書こうと思います。
でも沢山ありすぎて全部書くことができないので自分の好きなところを中心に書いていこうと思います。

まずゴッホは・・・ 27歳になるまで自分の道を求めて職を点々としていました。27歳の時に弟テオ宛に書いた手紙のなかで画家になることを決心します。

その後独学でデッサンのを始め印象派の画家から色彩についても学んだりします。

弟テオの紹介で35歳の時にゴーギャンを紹介され『黄色い家』で共同生活に入ります。この辺りについて書こうと思います。

ゴッホはゴーギャンとの共同生活が楽しみで楽しみでしかたがなかったそうです。今までは両親からの愛も十分に受けることなく人間関係もあまりうまくいってなかったゴッホが同じ画家と一緒に生活できると考えただけでも相当うれしくなったんでしょうね。それまでの人生で唯一心を許せたのが弟のテオだけです。


・・・だけどいざ始めてみるとうまくいかずに2ヶ月で共同生活は終わりになってしまいます。


一番の相違は価値観の違いじゃないかなって思います。確かにゴッホは精神病に悩まされていてそれだけでゴーギャンが去って行ったとは考えられないです。
価値観の違いというのは一概には言えないけれど、例えば風景を描く時にゴッホは観た風景そのままを描いてゴーギャンは観た風景をアトリエでイメージしながら描くといった感じです。

別にどちらが優れているとかどっちの方が良いということはありません。ただ芸術家は自我が強いためお互いに譲れない部分だったんだと思います。


そんないざこざが二人の間に出てきて、ものすごく期待して楽しみにしてたゴーギャンともうまくいかなかったから孤独感もピークに達して耳を切り落とす行動にでたんじゃないって。。。ちなみに耳を切り落としたのはゴーギャンとの共同生活の終盤でそのあとゴーギャンは去って行きます。



お互い激しくぶつかりあって離れた後も絵を書き続けます・・・。


ゴッホの晩年の絵はゴーギャンの考えを取り入れ空がくねくねしてたりすごく個性のあるすばらしいタッチになっています。その時にゴッホは『この絵を一番みて欲しいのはゴーギャンだ』とも言っていたそうです。画像をアップしてる『糸杉と星の見える道』もその時に描かれたものです。
itosugi.jpg



ゴーギャンもそのあとに2回ほどタヒチに渡り個性あるすばらしいものを続々と残しています。1回目にタヒチに渡った時にある女性に恋をし、絵のモデルなどにも描いてます。2回目に渡った時にその女性を探したけれどもう他の男性と結婚していまた。
タヒチの旅でゴッホの愛に飢え孤独の気持ちが少し分かったのか晩年には共同生活の時に自分が使っていたイスの上にゴッホのシンボルでもあるヒマワリを描いた絵を残しています。


お互いに離れて始めてお互いの良いところを理解できたという感じでしょうか。
ゴッホとゴーギャンの物語はすごく人間の感情を表現していて映画やドラマにも負けないくらいだと思ってます。


このようなものすごい感情のぶつかり合いがすばらしい絵を、時には精神病も、最後に二人の感動的なドラマまで生み出したと思います。
自分なりに考えるのはその精神病の発端は生まれてきてから愛に飢え孤独な人生を歩んできたからだと思います。ゴッホは発作が起きるのは3ヶ月に1回のペースらしくその間に弟テオに明晰な手紙も書いていたし、絵を描いていた時もごく普通の精神状態だったと言われています。


それでゴッホは狂ってるだとか狂ってたからあんなすごい絵が描けたんだという解釈はあまり好きじゃないです。


ゴッホをもっと人間的にみて欲しいむしろゴッホこそ人間の感情をむき出しにしていた人だったのかなって思います。それを表現するのが絵画だったわけです。

人間の感情というのはいつの時代でも共通だから現代の人たちもこれから先の人たちも意識的にも無意識的にもどこかでゴッホの感情と共鳴することができているからこそゴッホの絵はものすごく人気があるしこれからも愛され続けていくと思います。


※ブログ引っ越しました。
 
新しいブログです↓↓↓
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コメント

TBありがとうございました。

TBありがとうございました。
逆TBさせていただきました。

ブログの内容大変興味深かったです。
ゴッホの人生はそれ程知りませんでしたが、
確かに狂ってるから良い絵がかけたというのは、
余り良い解釈ではないかもしれませんね。

本質。

お褒めの言葉ありがとうございます。
なんだかゴッホは狂ってるっていう概念が先行して本質を知ってる人や知ろうとする人は少ないですよね。
だけどその本質にこそ人間味を帯びているしいつの時代にも共通することが隠れてるんじゃないかなって思います。

TBありがとうございます

かきつばたさん、はじめまして。
TBありがとうございました。

私はアルル時代の絵が一番好きです。
彼が夢と希望に満ち溢れているのがこちらにも伝ってきて、幸せな気持になりますね。

はじめまして。

sumikoさん、こちらこそTBとコメントありがとうございます。

アルル時代の絵はヒマワリをはじめ、わりと明るい色彩のものが多いから幸せな気分になりますよね。

ゴッホの絵はほとんど好きなんですけど、あとオヴェール時代の絵もすごく惹かれます。
ゴッホの苦悩や悲しみがひしひしと伝わってきてすごく心に響くんです。

ありがとうございます。
宿題に使わせてもらいます。

>ロペスさん
自分の拙い文章がお役に立てたみたいで良かったです。

ただいま美術の授業中。
参考になりました。

楽しいブログ作ってくれてありがとう

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Author:かきつばた

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